天然石ハンドメイドアクセサリーを作るときに穴がない石、
いわゆるルースは避けがちですよね。
接着剤を使えば固定は簡単でも、石に直接つけるのは気が引けます。
ここでは、穴がない石をなるべく少ない資材や準備でアクセサリーにする方法3選をご紹介します。
1,ワイヤーで穴なしの天然石を留める方法
ワイヤーアクセサリーやワイヤーアート、ワイヤーラッピング、ワイヤージュエリーなど呼び方はいろいろありますが、すべてワイヤーで石を固定してアクセサリーにする技法です。
穴の有り無しに関わらず、様々なデザインを作ることができます。
必要なものはワイヤーとニッパー、ペンチ等の工具があればいいので気軽に始められます。
始めは上手に作るのは難しくても練習すればできるようになります。
ある程度上達すると、どんな形の石でもアクセサリーにできるのでおすすめの方法です。
当ハンドメイドカフェでもワイヤーアクセサリーの各種講座を受講できます。
天然石ワイヤーアクセサリー教室 Hoshino stone
2,マクラメ編みで穴なしの天然石を留める方法
マクラメとは麻紐や糸を使って編んだり、結び目を作ったりして、
アクセサリーやタペストリーなどを作る技法です。
必要なものは、紐、テープ、はさみがあれば始めることができますが、
ピンや固定するボードがあると便利です。
編み方は多種多様あり、上達するとバッグやプランツホルダーなども作れるようになります。
3,石を研磨して爪付きの空枠パーツで留める方法
手芸用品店で「爪付きの空枠」がパーツとして販売されています。
ペンダント用、ピアス・イヤリング用など、デザインもバリエーションがあります。
一般的には、この空枠に合う天然石やスワロフスキーを選び、
爪を倒して固定することで簡単にアクセサリーを作ることができます。
「石の形を変えるのは難しい」と思うかもしれませんが
空枠に合わせて石を研磨するのは意外と簡単。
当体験講座で行っている「手磨き研磨」でも十分できます。
※石の硬度が高いものや形状によってはできないことがあります。
ご興味がある方はお気軽にチャレンジしてみてください。
天然石手磨き体験の詳細はこちら
ハンドメイド上級者は、天然石を自分で研磨して、それをマクラメ編みやワイヤーでハンドメイドアクセサリーにできるようになります。
レパートリーが増えるだけでなく、1から作るので出来上がった時の愛着も大きくなりますね。